初夏の夕暮れ、西の空にそっと一本の光の道が伸びていました。
細い月、そのすぐ下に金星、さらに木星、そして地平線近くの水星。太陽の余韻が残る薄明の空に、四つの光が静かに並ぶ姿は、まるで季節の境目にだけ現れる“空の詩”のようです。
天文学的には、黄道に沿って惑星が並ぶごく自然な配置。けれど、これほど整った直線に月まで加わるのは、数年に一度あるかどうかのほんの短い奇跡。 金星の −4 等級の輝き、木星の堂々たる存在感、そして水星が見える透明度の高い空がそろってこそ生まれる光景です。
撮影データ:キャノンEOS6D、タムロン28-300mm望遠レンズ(50mmで使用)、ISO200、露出0.3秒、2026年6月18日 20時04分。自宅前の道路にて。

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