2026/07/06

M81の静、M82の動──Seestar S50で描き分ける銀河の個性(5月10日)

                     

今回、Seestar S50で同一視野に収めたM81とM82を、それぞれに適した画像処理で仕上げてみました。両者とも赤成分が弱く、特にM82の中心から吹き上がるジェット状アウトフローは迫力が控えめですが、銀河の性質の違いは十分に感じられます。M81は、距離約1200万光年、典型的な大型渦巻銀河で、明るい核と整った腕の構造が安定して写り、長時間露光の効果が素直に出ます。一方のM82は「スターバースト銀河」として知られ、激しい星形成が進む不規則形の銀河です。赤いアウトフローは弱めながらも、細長い本体の質感や中心部の微細構造は表現できているかと思います。撮影データSeestar S50 / 岐阜市 / 2026.05.10, 21h:34m (M82)、22h:38 (M81) / 総露光70分 (M82)、115分 (M81)


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