2026/07/01

夏の天の川散歩 ー南天の散光星雲(1)干潟星雲(M8)と猫の手星雲ー(5月10日)


散光星雲 M8(干潟星雲)を、Seestar S50で55分露光しました。視野いっぱいに広がる赤い輝きは電離した水素ガスの発光で、星形成が現在も進行している領域です。中心部の明るいHII領域と複雑な暗黒帯が織りなす造形は、何度見ても圧倒的な迫力があります。ただし、M8は日本から見ると南中高度が低く、撮影が限られる難物でもあります。透明度の良い夜でないと細部の構造を捉えることができません。また、M8の東側には「猫の手星雲」と呼ばれる領域が連なっており、淡いガスの広がりがまるで猫の前足のように見えることからその名が付いたと言われています。干潟星雲と猫の手星雲は、夏の天の川を代表する見応えある対象です。撮影データSeestar S50 / 岐阜市 / 2026.05.10 02h:40m / 総露光55分

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