2026/07/16

春の北天銀河(14再撮影)ー色彩豊かな中心部と淡い周辺部から成るM106銀河ー(6月1日)

        

りょうけん座の渦巻銀河 M106(NGC 4258) を Seestar S50 で撮影しました。地球から約 2,300 万光年の距離にあり、中心部には強い電波を放つ 活動銀河核(AGN) が存在します。そのため核周辺は色彩豊かで明るく輝き、独特の「異常腕(anomalous arms)」と呼ばれる構造が見られることでも知られています。一方で、銀河外縁の淡い腕は非常に光度が低く、長時間露光を重ねても浮かび上がらせるのが難しい領域です。今回の撮影でも、中心部の力強い輝きと対照的に、周辺部は繊細な階調が求められる挑戦的な対象でした。5月4日に掲載した画像(3月15日撮影)の方が外周の写りはよいようです。見比べてみてください。なお、南側に見えているNGC 4248 は、りょうけん座に位置する小型の不規則銀河で、視野上は 近いですが、最新の距離測定では M106 とは別の距離にある銀河とされています。

撮影データ:M106 / 149min / Seestar S50 / 2026.06.01 01:42

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