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2016年1月30日土曜日

カリストの投影(1月28日の木星)

木星面の左端に大赤斑、中央下にカリストの影が落ちています。時間的に観測しやすくなり、衛星が起こす木星面のイベントが楽しみです。2016年1月28日02時18分頃。1分間の動画をRegistax 6でスタックし、ステライメージ6で画像復元処理。

2016年1月24日日曜日

木星(1月23日)

夜半過ぎには高く昇ってくるようになりました。大赤斑が見えて木星らしい姿です。気流が多少良かったのと画像処理の改善でより微細な模様が表現されています。VX12反赤、EOS kiss x 5での動画(ISO800, 露出1/30)60秒間をRegistax 6でスタックしステライメージで画像復元処理。2013年1月23日02時04分。

2016年1月22日金曜日

月の名所(1月19日)

比較的落ち着いた月面(月齢9.1)だったので拡大撮影をしました。VX12(30㎝反射赤道義)の焦点距離をバーロレンで5倍に延長し、キャノンEOS kiss x 5で動画撮影した。15秒間の動画をRegistax6で画像スタックし、ステライメージ6で処理した。
月齢9.1の全体像。

コペルニクス(左)とエラトステネス(右)の間にある「連続するくぼみ」

   南部の大クレーター、クラビウス。見やすくするため上下逆にしてあります。直径は250㎞で東京ー名古屋間の大きさです。中に小さなクレータが沢山見えます。




2016年1月19日火曜日

今朝のカタリナ彗星(1月19日)

北斗七星の北極星寄り、M101花火星雲の近くを移動中です。かなり高い位置に見えており、その分解像度が高いようです。明るいコマと、右上側に向かって細いイオンテール、右下側に向かってそれとほぼ直行する太いダストテールが見えています。VX12 (30cm, f=1200mm) 反赤直焦点、2016年1月19日05時56分。ISO6400で30秒露出した10枚の画像をコンポジット、トリミング。

2016年1月14日木曜日

カタリナ彗星(2013 US10)(1月14日)

今朝のカタリナ彗星です。北斗七星の柄の端にいて夜半過ぎにはもう見えています。太陽から遠ざかりつつあり尾はかなり弱い状態です。この画像は30cm望遠鏡で撮影したもので昨日は写らなかったイオンテール(右上方)とダストテール(右下側)がうっすら写っています。2016年1月14日01時18分から、VX12 (30cm, f=1200mm) 反赤直焦点を、EOS kiss x 5 ISO3200で20-30秒の露出で撮影した8枚を彗星を基準にコンポジット。

いよいよ木星の観望好機(1月14日)

本当に久しぶりの木星です。冬の季節風の中あいにくのシーイングでした。大赤斑も衛星の投影もない地味な木星です。画像処理技術はまだまだですが縞模様の中に丸い抜けたようなところが見えます。夜半には東の空に昇ってくるようになりこれからは観望の機会が増え楽しみです。Orion VX12 (30cm反赤)に5xバーローレンズで拡大しキャノンEOS kiss x 5のズーム動画撮影(ISO800, 1/30秒)。Registax 6でスタック、ステライメージ6版で画像処理。2016年1月14日01時45分、1分間の画像。

2016年1月13日水曜日

カタリナ彗星(2013 US10)(1月13日)

久しぶりのカタリナ彗星です。彗星全体としての明るさは変わらない反面、尾が非常に淡くなった印象です。尾が写りにくいのは空の明るい自宅で撮影したせいもあります。1月13日01時11分から40秒間隔で撮影した4枚をコンポジット。EQ3赤道義ノータッチガイドのRC6(リッチークレチアン15cm、F9)の直接焦点。EOS kiss x7i IR換装カメラにて、ISO6400、露出30秒。自宅庭先にて。

2016年1月2日土曜日

DeepSkyStacker (DSS) による画像(12月13, 14日)

これまでは複数の星野画像をステライメージ6版でコンポジットしていたが、今回、Deep Sky Stacker (DSS)で処理してみた。8㎝ED屈折(f=560mm)にIR換装カメラ (キャノンEOSkiss 7i) を接続し、ISO6400、90秒で直接焦点raw画像を10~16枚スタッキングした。画像の処理時間が短縮され細部が表現されるなどメリットが大きい。2015年12月13から14日にうすずみ温泉にて。
  M81, M82とNGC3077

 M97ふくろう星雲とM108

 しし座のトリオ星雲(M65, M66とNGC3628)

 アンドロメダ銀河(M31)

いっかくじゅう座のばら星雲

オリオン座馬頭星雲