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2019年5月27日月曜日

クラビウス周辺(5月26日)

 新しいASI183MMカメラを使った月面撮影に挑戦中です。木星の東側、低高度で撮影しました。これまで常用してきたASI174MMカメラに比べ画素数が10倍近くあります。撮像だけでなく画像処理にも相当な時間がかかります、10倍も。撮像枚数を減らしてかつ解像度を上げる工夫が必要です。
Orion VX12S (D30cm, FL120cm), ASI183MM, 150 frames/30 sec. 2016年5月26日03時26分35秒。

2019年5月26日日曜日

今朝の木星(5月26日)

久しぶりの木星です。高度は30度そこそこですが晴天続きで気圧配置がよいからか、シーイングはまずまずでした。今シーズンはじめての良像です。
Orion VX12S (D30cm, FL120cm), ASI290MC, 動画10000コマを画像処理。2019年5月26日01時10分52秒。

2019年5月22日水曜日

月齢 4.5(5月9日)

 高度が高くて好シーイングが期待できる春の夕月を撮影しました。しかしシーイングは期待したほどではなく、解像度はいまひとつでしたが、モザイク化で補うことができました。
英国オライオン社VX300-S (D=30 cm, f=120 cm, F4) ニュートン式反射, テレビュー社パラコアタイプ2を装着), 2.5x パワーメイト, IR685パスフィルター, 2019年5月9日 1) 18時55分45秒、2) 19時01分15秒、3) 19時03分02秒、4) 19時08分01秒、5) 19時10分06秒、それぞれの時刻で約60秒間動画撮影(300フレーム指定), Image Composite Editorでモザイク合成。

2019年5月20日月曜日

流星(4月4日)

 M81, M82の撮影中に飛んだ孤発流星です。望遠レンズ(実質120㎜)の拡大した視野で検出されるのは珍しく掲載しました。右側に星雲が写っています。
サムヤン85mm望遠レンズ (実質120㎜), EOS60D (HKIR), ISO3200, 露出3分, 2019年4月4日22時43分。約50%トリミング

2019年5月18日土曜日

ガッサンディーとハンスティーン山(2018年8月6日)

 湿りの海のガッサンディーは内部に谷や峡谷や溝が走っていて月面で最も魅力的な場所の一つです。撮影のチャンスは多いのですが、今回は近くにあるハンスティーン山(画面右下)とのツーショットです。湿りの海全体が玄武岩質の暗い色をしている中でシリカを豊富に含むとされるハンスティーン山は白っぽくて目立ちます。
英国オライオン社VX300S (D=30 cm, f=120 cm, F4) ニュートン式反射(テレビュー社パラコアタイプ2を装着), ASI 174MMカメラ (ZWO社), バーダー社IR685パスフィルター, AutoStakkert!3でスタック、RegiStax6でウエーブレット処理し、ステライメージ8、Photoshop CCで画像調整。2018年8月06日04時45分04秒から15秒間の動画撮影。

2019年5月17日金曜日

ケフェウス座 IC1396星雲 (5月8日)

ケフェウス座のIC1396星雲は固有名詞のない星雲ですが、内部のガーネット星という赤い星が有名で「ガーネット星の星雲」といえば通じます。北アメリカ星雲クラスの大きな星雲なのですが暗くて地味でそれが固有名詞のない理由の一つでしょう。IR換装したカメラでもなかなか写らないので無理な画像処理をすることが多かったのですが、UHCフィルターを使うと無理なく写せるようになりました。重宝しています。
サムヤン85㎜ (実質120㎜), F1.4 (F2.8で使用), +UHC filter, EOS60D ISO3200, 露出3分 x 9   (total 27分)。 2019年5月8日01時05分~。うすずみ温泉にて。Nik Collection Color Efex Pro4, ディテール強調処理。

2019年5月15日水曜日

繭(まゆ、cocoon)星雲(5月8日)

 繭星雲(散開星団IC5146+散光星雲Sh2-125)(中央の小さな赤い点)は、はくちょう座のはずれ、とかげ座との境界近くで天の川に埋もれています。 赤い繭星雲を包むように暗黒帯(バーナード168)が走り、まるで蚕の繭が袋の中で育っているようにみえることから、繭星雲と呼ばれるようになったとのこと。撮影の拡大率によってかなり印象が変わるのが魅力です。この画像(120㎜望遠相当)では「白い川の流れに浸る赤いルビー」といった人工的な自然美に惹かれます。
 サムヤン85㎜ (実質120㎜), F1.4 (F2.8で使用), +UHC filter, EOS60D ISO3200, 露出3 x 7 (total 21分)。2019年5月8日02時18分~。うすずみ温泉にて。PhotoshopCC, Nik Collection Color Efex Pro4で画像処理。

2019年5月13日月曜日

野菜畑スタート(5月11日)

  夏野菜の植え付けの時期になりました。今年は令和元年、ゴールデンウイークは10日間の連休でした。まあ当方の生活サイクルはカレンダーではなく月齢ですのであまり関係ありませんが少し植え付けが遅れ、連休後のスタートです。畑の背景にあるパーソナルアストロドームは2012年7月12日建設ですが現在も晴れれば毎日の頻度で使っています。
 今年の苗はまずサツマイモ13本です。最近の流行に背き人気の紅はるかはやめてなると金時にしました。ほくほくの昔ながらのおいしい芋です。それから定番のキュウリ、ナス、トマト、シシトウ(1本)、カボチャ(1本)、小玉スイカ(1本)です。例年たっぷりの堆肥を入れているのでカボチャはいつも豊作です。今年も豊作を期待しましょう。
  書き忘れましたが、一番手前の一列はイチゴです。数年前にお隣から頂いた株が少しずつ増えてきました。

バンビの横顔と干潟星雲、三裂星雲(5月8日)

鹿のバンビを連想させる「バンビの横顔」スタークラウドが画面上部に、中央部やや右寄りに「干潟星雲」(M8)、「三裂星雲」(M20)が見えます。天の川のほぼ中心、いて座のあたりです。
サムヤン85㎜ (実質120mm), F1.4 (F2.8で使用), +UHC filter, EOS60D ISO3200, 露出3分 x 5。DSS コンポジット。2019年5月8日03時05分-25分。うすずみ温泉にて。PhotoshopCC, Nik Collection Color Efex Pro4で画像処理。

2019年5月12日日曜日

根尾谷の天の川3態(5月8日)

5月7~8日は快晴で透明度も良くこの春ベストの星空でした。当然のことながら、夜半過ぎには素晴らしい天の川が昇ってきました。時間経過に沿って、東天、北天、南天の順で紹介します。


1.東天の天の川:サムヤン24mm, F1.4 (F2.8で使用), EOS6D, ISO1600, 露出30秒。filterなし。ケンコーSkymemo Sでガイド。2019年5月8日01時50分から17枚撮影、DSSでコンポ、ステライメージ8、PhotoshopCCで画像処理。


2.北天の天の川:撮影機材、画像処理法は(1)と同じ。2019年5月8日03時05分から17枚撮影。

3.南天の天の川:撮影機材、画像処理法は (1) と同じ。2019年5月8日04時36分から12枚撮影。 

2019年5月11日土曜日

M27周辺のスターダストと分子雲(5月8日)

 夜半過ぎはもう完全に夏の空です。早い目に昇ってくるこぎつね座のM27に望遠鏡を向けました。M27は過剰露出になりますが、背景にあるスターダストと反射星雲を狙ってみました。
FS60CB (red. 255mm) + QBPフィルター, EOS6D(HKIR), ISO6400, 露出3分 x 5。QE3赤道儀ノータッチガイド。2019年5月8日00時32分。うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。

2019年5月2日木曜日

デネブと北米星雲、ペリカン星雲(4月28日)

 天の川と共に夏の星座もやってきます!白鳥座のデネブを中心に構図を切り取ってみました。折しも薄雲がかかり星がハレーションして少し幻想的な雰囲気になりました。QBPフィルター効果で北アメリカ星雲、ペリカン星雲と周辺の赤い星雲がくっきりです。
タカハシFS60CB, 255mm (reducer), EOS6D (HKIR), QBPフィルター, ISO6400, 露出3分 x5, DSS コンポジット。2019年4月28日01時15分。うすずみ温泉にて。

2019年5月1日水曜日

根尾谷に昇る天の川(4月28日)

根尾谷に昇る天の川です。24㎜, F2.8の広角レンズにフルサイズカメラでこの季節のビッグチャンスを狙いました。夏の大三角とたて座のスタークラウドの構図です。これより南は明るいのでこれ以上のパノラマ(モザイク)化はできませんでした。
f=24mm, F1,4(2.8で使用)の広角レンズ (サムヤン), EOS6D (Seo-SP), ISO800, 露出30秒。ケンコースカイメモSでガイド。1枚撮。2019年4月28日01時30分、うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。