ページ閲覧数

2021年10月31日日曜日

アンドロメダ銀河(M31)(10月29日)


  根尾のうすずみ温泉での撮影、6月9日が最後になっていました。悪天だけでなく満月期と重なって行けなかったことも2,3回あったように記憶していますが。なんと半年近くも出かけるチャンスがありませんでした。しかし一昨夜(10月29日)は、月の影響があるものの夜半までは絶好との予報を受けいそいそと出かけました。薄明が終わると、透明度の高い夜空に天の川がうっすらと横たわっていました。早速2台の赤道儀をセットし、EQ3赤道儀でノータッチガイド撮影を開始しました。この赤道儀に搭載しているのは、FS60CB (D60mm、 FL250mm)と、サムヤン85mm (F1.4)望遠です。こちらの方は比較的スムースに動いてくれて、画像のようにM31を初めとして、はくちょう座の北アメリカ星雲や、サドル付近の星雲などが撮影できました。残念ながらアンドロメダ銀河には焦点距離がやや短めです。もっと焦点距離の長いFC100DL (D100, FL580mm)望遠鏡は搭載したAdvanced VX (Advx)赤道儀がうまく動かず、残念ながら成果なしでした。撮影条件:タカハシFS60CB/QBPフィルター/キャノンEOS6D (Seo-SP4)(ISO12800, ISO12800, 露出2分x8)/EQ3赤道儀ノータッチガイド, 2021年10月29日20時16分~34分。2分露出x8枚をスタック。

2021年10月11日月曜日

木星(10月10日)

イオの木星面投影です。衛星と木星本体との位置を分かりやすくするため拡大率を下げてみました。イオの影がイオ本体の位置よりかなり東側にずれてきています。撮影:2021年10月10日20時44分。自宅にて。Orion VX12 (D300mm, FL1200mm) ZWO ASI290MCカメラ、プレビュー パワーメイト 5x 3000コマ/170秒。


2021年10月5日火曜日

コペルニクスとケプラー (8月2日) (天文ガイド11月号に入選)

 【天文ガイドのコメント】古川さんの作品は、コペルニクスとケプラー間の地形をとらえたものです。この付近はドームが密集する地域として知られ、ミキリウスの西隣の有名なドームもふっくらと写っています。

【撮影機材と撮影条件】英オライオンVX300-S(D300mm, FL1200mm F4 ニュートン式反射) テレビューパラコアタイプ2, パワーメイト 5 x (合成F20) バーダー IR685パスフィルター ケンコーEQ6PRO赤道儀 ZWO ASI183MM モノクロCMOSカメラ 30秒間に撮影した300コマをスタック処理 Autostakkert!3ほかで画像処理 キャノンPIXUS PRO-10S出力 【撮影日時】2021年8月2日5時20分 【撮影地】岐阜県岐阜市