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2023年3月25日土曜日

M101銀河(回転花火銀河)3月14日

 M101銀河はおおぐま座にあって典型的な渦巻銀河の形をしていることから、回転花火銀河とも呼ばれます。距離は2100万光年かなた。北天に広がる春の系外星雲の代表です。  撮影条件:FC100DL/EOS6D ISO1600, 露出2分 x 11コンポ、2023年3月14日22時09分~15日00時31分。PHD2ガイド。うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。

りょうけん座M63銀河(ひまわり銀河) (3月15日)

りょうけん座のM63銀河はその形がひまわりに似ていることからひまわり銀河とも呼ばれます。距離は2380万光年。
撮影条件:FC100DL/EOS6D ISO1600, 露出2分 x 10コンポ、2023年3月14日23時40分~15日00時10分。PHD2ガイド。うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。

2023年3月24日金曜日

観測小屋の建設 (2) -壁を作りました-(3月19日)

 
壁を立ち上げました。2x4材の枠組みに秋田杉の合板を張ると一気に小屋の雰囲気がでてきました。

壁の骨組みを通してむこうに現有のドームが見えています。このドームを工事の物置に使うことで大変重宝しています。冬から春への季節の変わり目は、なたね梅雨など雨が多くなるので早く屋根を作らねばと焦っています。

2023年3月19日日曜日

観測小屋の建設 (1) (基礎土台)(3月18日)

40㎝反射赤道儀を設置するための小屋の建設を始めました。

まず基礎工事として、束石を埋めるための穴掘りです。(2月15日)


 穴の中に砕石を敷き、モルタルを流し込んで束石を固定します。(2月20日)


束石の上に基礎土台を取り付け、コーチスクリューとビスで束石に固定します。赤道儀を設置する場所は砂利で固めその上にコンクリートブロックを積み、完全固定ではなく位置を微調整できるようにします。(3月8日)


 基礎土台の上に床を取り付けました。湿気防止には地面をコンクリートで覆うのが最善なのですが、作業が大変なので、床の下の全面にブルーシートを張って対応することにしました。(3月15日)




2023年3月17日金曜日

子持ち銀河M51(3月14日)

りょうけん座の子持ち銀河M51は、その特別な形が有名で人気の高い銀河です。本体の銀河(NGC5194)と少し離れた伴銀河NGC5195の二つの銀河が連なって親子のように見えることからこの名前が付けられています。距離は2300万光年、直径は10万光年です。有名な割には小さくて、どちらかといえば撮影には難しい対象です。この夜はシーイングが比較的良好で思いのほかよく写ってくれました。撮影条件:FC100DL/EOS6D ISO1600, 露出2分 x 11コンポ、うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。

2023年3月16日木曜日

オリオン大星雲(M42)(3月14日)

 
宵闇の空ではオリオン座が南中から西に傾いています。M42は久しぶりの撮影です。QBPフィルターなしで星雲全体の広がりに注目してみました。星雲の周辺にも淡い反射星雲が広がっています。撮影条件:FC100DL/EOS 6D/ISO1600 露出2分/2023年3月14日21時13分~34分5枚コンポジット/うすずみ温泉にて。

2023年3月15日水曜日

ズイーティーエフ彗星(C/2022 E3)(3月14日)

 現在の位置はオリオン座との境界あたりのおうし座で明るさは9.5等星と予報されています。2月上旬に比べるとかなり暗くなったなという印象です。画像は木立を通して撮影したため樹影が写り込んでしまいました。撮影条件:タカハシFC100DL (D100, FL580)/キャノンEOS 6D/ISO1600 露出120秒7枚コンポジット/2023年3月14日20h46分~21時02分。うすずみ温泉にて。



2023年3月12日日曜日

3月の満月、 ワームムーン(3月7日)

3月の満月は、アメリカの農事暦で「worm moon」と呼ばれています。春になり虫たちが活動を始めることを意味しています。輝面率が最も高くなるのは21時40分で、この瞬間が「満月」です。月はモノクロ撮影されることが多いのですが、今回はカラー撮影をしてみました。海の部分には緑、茶から青紫色まで様々な色彩がモザイクで見えており、構成される岩石の違いを反映しているとも言われていて興味深いところです。撮影条件:オライオン(D30cm, FL120cm)/ZWO ASI290MCカメラ/1枚当たり300フレーム画像37枚でモザイク化/2023年3月7日21時30分~22時23分