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2021年4月18日日曜日

月齢2.3の月と地球照(4月14日)

夕方の西空にすばるが見えるようになると黄道が垂直に立って月が高くかかるようになります。これからしばらくは夕方の細い月が狙い目です。画像は、新月から2日目の月齢2.3の月です。上段は輝部、下段は地球照を撮影対象にしたものです。撮影の1時間前までべったりと雲に覆われていましたが、運よく雲が切れて撮影できました。シーイングは最悪で輝部は文字通り精彩(精細)のない画像となりました。来月(5月)もチャレンジします。
撮影条件;上:タカハシFC100DL (D100mm, FL900mm)、ZWO ASI183MM CMOSカメラ、2021年4月14日18時42分、30秒間動画、下:タカハシFS60CB (D60mm, FL380mm)、ZWO ASI183MM CMOSカメラ、2021年4月14日19時44分、30秒間動画

2021年4月4日日曜日

秤動ゾーンのドライガルスキーとボルツマン(2020年12月6日)(天文ガイド5月号に入選)

「●月の首振り運動 ”秤動” を活かして撮影した月の南極付近の地形」として天文ガイド5月号「観測写真の部」に掲載されました。

【天文ガイドのコメント】秤動を活かして南極域の地形が鮮明にとらえられているので観測の部で採用しました。月のわずかな首振り運動「秤動」を活かすと、ふだんは撮影が難しい月縁の地形をとらえることができます。秤動は「天文年鑑2021年版」で毎日のデータがわかります。

英オライオンVX300-S (D300mm FL1200mm, F4.0ニュートン式反射)、テレビュー パラコアタイプ2、パワーメイト 5 x(合成F20)、バーダープラネタリウム IR685 パスフィルター ケンコーEQ6PRO赤道儀 ZWO ASI 183MMモノクロCMOSカメラで30秒間に撮影した300コマをスタック処理、Autostakker!t!3ほかで画像処理 キャノンTS8430出力  岐阜県岐阜市の自宅で撮影