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2019年9月29日日曜日

南部の大クレーター、クラビウス、ティコ、マギヌスとロンゴモンタヌス(9月20日)





前の画像と同じ9月20日の月面です。月齢は20.2で、すばる星団(M45)の少し南側で高度は40度を越えており、拡大に応えてくれる好シーイングでした。各クレーター底の様子がいつも以上に詳細に表現されています。Orion, VX12, テレビュー社パワーメイト (x5) の画像をASI183カメラで30秒間動画撮影(300フレーム)。Autostakkertでスタック、Registax6でウエブレット処理、ステライメージ8で画像復元処理。2019年9月20日00時34分27秒~57秒。



2019年9月25日水曜日

雨の海の東岸 ーアルキメデスからカッシーニ(9月20日)

 アルペン山脈とコーカサス山脈で縁どられた雨の海の東岸あたり。アルキメデスとカッシーニが存在感を示しています。OrionVX12, x2.5バーロ-、685IRパスフィルター、ZWO ASI183MMで30秒間動画撮影(300フレーム)。
 Autostakkert3でスタック, Registax6でウエブレット処理、ステライメージ8で画像復元処理。2019年9月20日0時03分。自宅にて。

2019年9月18日水曜日

バラ星雲とクリスマスツリー星雲(4月4日)

この画像は4月20日に本ブログに掲載済みですが、今回、ステラナビゲーター8によるコンポジット処理と、バラ星雲に対する最適処理を行いました。クリスマスツリー星雲やカタツムリ星雲は淡く抑えられていますが、ノイズが少なく、全体的にナチュラルに仕上がりました。FS60CB (D60mm, FL230mm), EOS6D (HKIR), ISO6400, 3分露出 x 5、QBPフィルター。2019年4月4日21時40分から。

2019年9月12日木曜日

M16とM17(5月30日)

また再処理画像です。今年の5月30日に撮影したM16、M17の画像をステライメージ8で再コンポジットし、暗黒星雲(Barnard バーナード: B)や赤い星雲のカタログ(Sharpless シャープレス:Sh-2)番号も入れてみました。少し星をボカして星雲や天の川を強調してあります。前回(7月26日掲載)よりも少し滑らかな画像になっているように思います。
FS60CB (D60mm, FL250mm)にEOS6D ISO6400, 3分露出。スカイウオッチャーEQ3赤道儀ノータッチガイド。2019年5月30日0時57分~1時12分まで4枚撮影。ステライメージでコンポジット、画像処理。

2019年9月8日日曜日

エンゼルフィッシュ星雲(4月4日)

少し季節外れの感がありますが、オリオン座の北側に広がるエンゼルフィッシュ星雲です。西に傾いたオリオン座の見納めとして今年の4月に撮影したものです。この星雲の大きさは8度もありますが、淡いため写りが悪く、Hαフィルターの助けが必要です。今回はUHC (ultrahigh contrast filter) を使ってその名の通りの熱帯魚、エンゼルフィッシュ、の形を映し出すことができました。左側の赤い輝星はベテルギュース、下側の赤いアークはバーナードループの一部です。サムヤン85mm, F2.8, EOS60D (APS-Cなので焦点距離は120mm相当)、UHCフィルター、ISO3200, 露出4分 x 4(総露出16分)。2019年4月4日20時00分から16分まで。ステライメージ8でコンポジットと画像処理、PhotoshopCCで画像処理。

2019年9月3日火曜日

子持ち銀河(M51)(5月7日、29日)

繁用しているDeep Sky Stakker (DSS)よりコンポジット効果が高そうに思われたので、5月に2日間撮影した子持ち星雲(M51)の画像をステライメージ8で再処理してみました。27枚と枚数が多かったのと、ステライメージの効果でこれまでになく細部の片鱗が感じられました。FC100DL (D100mm, reducerでFL590mm), EOS x7i (Seo-SP), ISO 3200, 6400, 露出4分。2019年5月8日0時3分~1時13分(17枚)、5月29日23時27分~30日0時4分 (10枚)。ステライメージ8でコンポジット、画像処理。RegiStax6でウエブレット処理。