ページ閲覧数

2021年11月30日火曜日

バブル(泡)星雲 (NGC7635)(11月5日)

カシオペア座β星カフの西側に位置するバブル星雲です。文字通り丸くて透明感があって泡のような形をした有名な星雲です。前項、クワガタ星雲の視野にも写っていますので大きさがわかると思います。掲載の画像は、バブル星雲を中央に据えて撮影し、数倍に拡大したものです。
 撮影条件:タカハシFC100DL (D100mm, FL580mm), QBPフィルター, セレストロン AdVX赤道儀, キャノンEOS6D (HKIR) ISO12800, 露出2分 x 10枚。2021年11月5日21時16分~36分。うすずみ温泉駐車場にて。

クワガタ星雲(sh2-157)(11月5日)

バブル星雲 (NGC7635)(画面右上)の近く、クワガタムシに形の似た星雲(sh2-157)(画面中央)です。下は星雲、星団の名称(登録番号)です。
撮影条件:タカハシFC100DL (D100mm, FL580mm), QBPフィルター, セレストロン AdVX赤道儀, キャノンEOS6D (HKIR) ISO12800, 露出2分 x 9枚。2021年11月5日21時40分~22時00分。うすずみ温泉駐車場にて。




2021年11月20日土曜日

ほぼ皆既月食 -その2-(11月19日)

 
「その2」では 前項の「その1」より青いターコイズフリンジ が明瞭に表現されています。光学系は30cmニュートン式反射望遠鏡の焦点像をEOS6Dカメラで直接撮影する方法です。
撮影方法:Orion ニュートン式反射望遠鏡(D100mm, FL900mm, F9)の像をキャノンEOS6Dボディ(ISO100, 露出1/10)で直接撮影。撮影時刻:2021年11月19日18時04分。

ほぼ皆既月食(11月19日)

昨夕(19日)は快晴に恵まれ月食を堪能することができました。雲の心配をしなかったのは何年ぶりでしょうか。とりあえず第一報を掲載します。最大食分から約10分後、10㎝屈折望遠鏡とCMOSカメラ(動画)で撮影したものです。地球の影に入ってない部分が下方に白く見えていて、その周辺に青いターコイズフリンジ領域が見えています。

撮影条件:タカハシFC100DL(D100mm, FL900mm, F9), ZWO ASI183MC, 10秒間の動画をAutostakker3でスタック、RegiStax6でウエブレット処理、Photoshop CC, ステライメージ9で画像調整。撮影時刻:2021年11月19日18時13分44秒から10秒間。

2021年11月18日木曜日

オリオン大星雲と馬頭星雲(11月5日)

オリオン座中心部です。ここは、焦点距離の長い短いそれぞれに撮影を楽しめる場所です。今回の画像は250㎜で撮影したもので、M42と馬頭星雲が縦置きでちょうど入る大きさです。これらの周囲には濃厚な分子雲があり複雑に絡みあって見ごたえがあります。

撮影条件:タカハシFS60CB (D60mm, FL250mm), QBPフィルター, スカイウオッチャーEQ3赤道儀, キャノンEOS6D, ISO12800, 露出2分 x 8枚。2021年11月5日23時37分~。うすずみ温泉駐車場にて。

2021年11月14日日曜日

胎児星雲/ソウル星雲(IC1848)(11月5日)

カシオペア座の大型散光星雲の胎児星雲です。対を成すハート星雲は近日中に掲載します。

撮影条件:タカハシFC100DL (D100mm, FL580mm), QBPフィルター, セレストロン AdVX赤道儀, キャノンEOS6D (HKIR) ISO12800, 露出2分 x 9枚。2021年11月5日22時36分~。うすずみ温泉駐車場にて。

2021年11月11日木曜日

おうし座、ペルセウス座とぎょしゃ座(11月5日)

秋から冬の星座に広角レンズを向けてみました。すばるの青い光とカルフォルニア星雲の赤が美しいコントラストを成しています。ぎょしゃ座の中央には勾玉星雲やいくつかの散開星団がごちゃごちゃ見えています。随所に見える暗黒星雲が複雑な構造を物語っています。
サムヤン (24mm F1.4をF2.8で使用) /EOS kiss x5 (IR換装なし)、露出30秒 x21枚、スカイメモSでガイド。2021年11月5日23時17分~34分。うすずみ温泉にて。

2021年11月9日火曜日

真昼に月が金星を隠す(金星の掩蔽)(11月8日)


昨日、真昼に月が金星を隠しました。金星は真昼でも見えるということなので、撮影にチャレンジしました。天候を心配しながら月を探しましたが雲が多くてなかなか導入できません。前の日に赤道儀のアラインメントをしなかったことが悔やまれました。ついに雲の中で潜入時刻を迎えてしまいました。気持ちを切り替えて、出現の撮影をしようと引き続き月の導入に努めた結果、視野内に捉えることに成功しました。その後はときどき雲が邪魔をしましたが、どうにか雰囲気を捉えることができました。画像は、半月状の金星が全貌をみせたところで、出現開始から3分4秒後です。

撮影条件:英オライオンVX300-S(D300mm, FL1200mm F4 ニュートン式反射) テレビューパラコアタイプ2, バーダー IR685パスフィルター ケンコーEQ6PRO赤道儀 ZWO ASI183MM モノクロCMOSカメラ 10秒間に撮影した50コマをスタック処理 Autostakkert!3ほかで画像処理. 撮影日時: 2021年11月8日14時32分50-60秒 撮影地:自宅にて。

2021年11月6日土曜日

アンドロメダ銀河(11月5日)

 昨日(11月5日)は10㎝鏡筒(FC100DL)でアンドロメダ銀河を撮影できました。見かけの大きさと望遠鏡の焦点距離がぴったり合って、迫力ある全体像が撮れます。今回は長い空白後で機材も調子が出ず、ガイドもふらついていて、仕方なく「高めのISO感度に露出短めで、ノータッチガイド」という強硬手段で撮影したものです。画像処理も強めになっています。撮影条件:タカハシFC100DL (D100mm, FL580mm), QBPフィルター, セレストロン AdVX赤道儀, キャノンEOS6D (HKIR) ISO12800, 露出2分 x 9枚。2021年11月5日19時20分~47分。うすずみ温泉駐車場にて。


2021年11月3日水曜日

北アメリカ星雲、ペリカン星雲(10月29日)

 はくちょう座の定番、北アメリカ星雲とペリカン星雲です。

撮影条件:タカハシFS60CB/QBPフィルター/キャノンEOS6D (Seo-SP4)(ISO6400, 露出2分x11)/EQ3赤道儀ノータッチガイド, 2021年10月29日19時26分~48分。うすずみ温泉駐車場にて。
 

2021年11月2日火曜日

サドル付近の星雲(10月29日)


 西に傾いたはくちょう座 γ 星、サドル(中央やや左上)付近の星雲です。左下にはクレセント星雲(三日月星雲、クラゲ星雲)も見えています。天の川の中にあって写りの良い星雲です。

撮影条件:タカハシFS60CB/QBPフィルター/キャノンEOS6D (Seo-SP4)(ISO12800, ISO12800, 露出2分x10)/EQ3赤道儀ノータッチガイド, 2021年10月29日22時22分~41分。