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2021年7月27日火曜日

今朝の土星と木星(7月27日)

晴れない空の雲間から撮影した今日払暁の土星と木星です。画像がシャキッとしないのは悪シーイングのためです。前回の6月30日とは比べようもなく、像がゆらゆらと揺れていました。土星は8月2日に、木星は8月20日に衝(太陽と180度の位置に来る)を迎え、夜通し見えるようになりますので、正に観望、撮影の好機です。撮影条件:30㎝反射望遠鏡、ASI290MCカメラ(+UV/IRカットフィルター)による動画撮影(3000コマ)、撮影日時:土星  2021年7月27日00時56分、木星 07月27日01時20分  自宅にて



 

2021年7月18日日曜日

昨夜の月(月齢7.4)(7月17日)

久しぶりのお月様です。数えてみると6月30日以来17日ぶりでした。おとめ座にいてやや高度は低いながら気流は良い方でした。30㎝反射望遠鏡/183MM CMOSカメラ動画撮影/2021年7月17日18時58分。自宅にて。

2021年7月8日木曜日

わし星雲(M16)とオメガ星雲(M17)(6月9日)

 

 夏の天の川の最も明るいところ、「バンビの横顔」から北側の領域です。わし星雲(M16)とオメガ星雲(M17)のほか、シャープレスカタログ掲載の「Sh2-54」などの赤い星雲が見えています。暗黒星雲が複雑に入り組んでいることもわかります。2021年6月9日23時17分~36分。タカハシFS60CB (D60mm, FL250mm), キャノンEOS6D (Seo-SP4), ISO3200, 露出2分、QBPフィルター、Skywatcher EQ3赤道儀 ノータッチガイド。うすずみ温泉にて。

2021年7月7日水曜日

今日は七夕 -天の川をもう一度ー(6月10日)

  今日は七夕ですが、梅雨の真っ最中で日本列島のあちこちに大雨の被害が出ています。
  6月にうすずみ温泉で撮影した画像を再処理してみました。夏の大三角から干潟星雲(M8)までの夏の天の川です。サムヤン(24mm, F1.4) (F2.8で使用)/キャノンEOS6D (Seo-SP4) ISO 600, 露出45秒。3枚スタッキング。2021年6月10日2時21分~23分。うすずみ温泉にて。
 

2021年7月4日日曜日

アルプス山脈(4月21日)(星ナビ8月号に掲載)

【作者のコメント】月面北部の名所、アルプス山脈を彩るプラトー、アルプス谷、カッシーニです。

【星ナビのコメント】偽模様が少し気になるものの、白から黒へのトーンの中で調子よく捉え、月面の名所をきれいに収めています。プラトーの特徴である微妙に暗い底がわかるでしょうか。

【撮影機材、撮影法】英オライオンVX12 (D300mm, FL1200mm F4) + テレビュー パラコアタイプ2 + テレビュー パワーメイト 5 x (合成6000mm, F10), ZWO ASI183MM, Baader IR685パスフィルター, ケンコーEQ6Pro赤道儀。【撮影時刻】2021年4月21日20時39分, 30秒間300コマ, AutoStakkert!3/RegiStax6/Photoshop CC/ステライメージ9

2021年7月1日木曜日

梅雨の晴れ間の木星と土星(6月30日)

 梅雨の晴れ間が広がったた6月30日の未明、視野に捉えた土星はカッシーニの間隙がクッキリ。予想もしなかった好シーイングにびっくり。久しぶりに興奮しました。土星に続いて木星と月を撮影しましたが、いずれも今シーズンのベストです。木星の画像で驚いたのは大赤斑で、なんと付けまつげで飾られた女性のパッチリ目のようです。撮影機材と条件:オライオン30cmニュートン式反射望遠鏡(D30cm, FL120cm)/ケンコーEQ6 Pro赤道儀/ZWO ASI290MC CMOSカメラ/3000コマの動画撮影/画像処理。撮影日時 木星:2021年6月30日2時45分29秒から3000コマ、土星:2021年6月30日2時11分28秒から3000コマの画像を取得。