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2024年2月28日水曜日

かもめ星雲(IC2177+NGC2327)(2月13日)

いっかくじゅう座とおおいね座の境にある大きな散光星雲、かもめ星雲です。光学系の焦点距離が長い(1800mm)ため視野全体に頭部(NGC2327)と翼(IC2177)の赤で満たされています。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出15秒.  100コマをAutoStakkert!3でスタック、Photoshop CC、ステライメージ9で画像処理. 2024年2月13日21時15分~48分。自宅にて。



2024年2月24日土曜日

M81渦巻星雲(2月13日)

M81銀河はおおぐま座の頭の部分に位置する明るい銀河でM82銀河と同じ銀河団を形成しています。2本の大きな腕をもつ均整の取れた銀河です。腕の中にみえるHiii吸収をもつ多くの赤い点は星が誕生しつつある銀河内の散光星雲とみられている。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出30秒.  35コマをAutoStakkert!3でスタック、Photoshop CCで画像処理. 2024年2月13日23時04分~34分。自宅にて。


 

子持ち星雲Ḿ51(2月13日)

子持ち星雲として有名な M51は、春の宵に北の空に昇る北斗七星を彩る渦巻銀河のひとつです。今回の総露出時間はわずか10分(30秒✗20)でしたが、M51の壮観さの片鱗が伺えます。長時間露出でみえてくる姿が今から楽しみです。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出30秒.  20コマをAutoStakkert!3でスタック、Photoshop CC、ステライメージ9で画像調整. 2024年2月13日23時36分~48分。自宅にて。

 

2024年2月14日水曜日

しし座のトリオ星雲(M65, M66 and NGC3628)(2月8日)

春を代表する星座しし座のトリオ星雲です。三者三様の星雲が集まって銀河団を形成しています。明るくて写りやすいので撮影対象として人気があります。
撮影条件:SW DOB16(D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出30秒.  20コマをスタック、Photoshop CC、ステライメージ9で画像処理. 2024年1月30日20時02分~20分。

 

2024年2月11日日曜日

M82(2月7日)

 
M82はおおぐま座の銀河で、数千万年前に近くのM81銀河に接近して影響し合い、中心部で爆発的な星形成(スターバースト)を起こしていることで有名です。昇りくる北斗七星は春を告げ星々でありM81やM82など多くの系外銀河の宝庫です。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出30秒.  50コマをAutostakkertでスタック、Photoshop CC、ステライメージ9で画像処理. 2024年2月07日22時36分~23時05分。

M78(2月7日)

オリオン座のM78は、近くの恒星に照らされた全天で最も明るい反射星雲だそうです。ウルトラマンの故郷と設定されている星雲でその方が有名ですね。画像中に小さな文字で星雲の番号を記しました。いくつかの星雲が集まっており、M78は中央やや下の大きな星雲です。撮影条件:SW DOB16(D400mm,FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出30秒.  32コマをAutostakkertでスタック、Photoshop CC、ステライメージ9で画像処理. 2024年2月07日21時51分~22時02分。


2024年2月5日月曜日

トールのかぶと星雲(NGC2359)(1月30日)

おおいぬ座の散光星雲 NGC2359 は兜のような形から神話の雷神トールのかぶと星雲とも呼ばれています。冬の天の川にあって星が多く星雲が埋もれてしまうのでスターシャープで星を小さくしています。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出30秒.  10コマをステライメージ9でスタック、Photoshop CCで画像処理. 2024年1月30日23時34分~40分。


ばら星雲中心部暗黒帯(1月30日)

ばら星雲の中心部の暗黒帯をクローズアップしました。存在は知っていましたがまじまじと眺めるのは初めてです。一般に「明るい星雲を大口径で強拡大」すると迫力ある画像が得られます。この観点から40cm鏡で撮影しました。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出30秒.  10コマをDSS (deepskystacker)でスタック、Photoshop CCで画像処理. 2024年1月30日22時40分~46分


 

馬頭星雲(1月30日)

 

赤い散光星雲(IC434)を背景に馬頭形をした暗黒星雲が浮かび上がっています。この撮影に対応するフラットフレームの出来が悪く中心部だけのトリミングになってしまいました。通常フラットフレームは斜鏡の十字線上に2mm厚の乳白色アクリル板を置いてライトフレームと同じ条件で直後に5枚ほど撮影するいわゆるスカイフラットです。いつもは背景をきれいに差引いてくれるのですがなぜか不調でした。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, f1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出30秒.  17コマをDSS (deepskystacker)でスタック、Photoshop CCで画像処理. 2024年1月30日22時02分~10分.

モンキーフェース星雲(1月30日)

   ふたご座のモンキー(フェース)星雲です。見ての通り「猿の横顔」が夜空に張り付いているようです。天頂近く登り、大きさ手ごろで写りもよく、この季節の定番です。明るい空での星雲撮影には「QBPフィルター/短時間露出/多枚数撮影」が常套手段と言えそうですが、暗い星雲は明るい空に埋もれて歯が立ちません。ナロウバンドに行きつくのかな。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, f1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出30秒.  20コマをAutoStakkert'3でスタック、Photoshop CCで画像処理. 2024年1月30日23時02分~10分.