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2019年7月27日土曜日

回転花火銀河(M101)(5月8日)

5月の連休明けに撮ったM101です。20枚のコンポで処理してみました。これまでのどのM101より良い出来です。FC100DL (D100mm, FL,590mm), QBP filter, EOS x7i (Seo-SP), ISO3200, 4' x20.  DSS composite.  2019年 5月8日, 01時31分.

2019年7月26日金曜日

バンビの横顔、M17(オメガ星雲)とM16(わし星雲)(5月8日)

熱帯低気圧の接近で7月25日の東海地方の梅雨明けは見送られてしまいました。いつ晴れるとも見通せない寂しい状況ですので、5月の連休明けに撮影した分を画像処理しました。画面の下側(南側)にバンビの横顔、その北側にM16 (わし星雲)M17(オメガ星雲)が並んでいます。FS60CB (60mm, 250mm) にEOS6D (ISO6400, 180秒 x 3), 2019年5月8日03時40分、うすずみ温泉にて。

2019年7月17日水曜日

IC1396/vdB142(ケフェウス座)(5月8日)

IC1396星雲の全体像です。はくちょう座の北側のケフェウス座の天の川に埋もれていて北米星雲より大きいくらいですがやや淡いようです。通常のIR換装カメラだと検出も大変ですがQBPフィルターを使うとこのように明瞭に捉えることができます。星雲左側に赤いガーネット星が、上部には「象の鼻(vdB142)」と呼ばれる暗黒星雲があります。下に「象の鼻」部分(黄色四角枠)を拡大しています。FS60CB (D60mm, FL250mm), QBPフィルター, EOS6D ISO6400, 露出3分 x 10, DSS コンポ、ステライメージ8、PhotoshopCCで画像処理。2019年、5月8日01時04分から。うすずみ温泉にて。


2019年7月16日火曜日

M81+82+NGC3077(5月7日)

今年の梅雨は晴れ間も少なく記録的に少ない日照時間とかで、もちろん快晴の夜空など望むべくもありません。そこで処理していなかった5月初めの画像をいじってみました。この日は透明度もよく、比較的星雲の写りの良かった日です。北天高く昇った北斗七星の一角にM81とM82を狙ったものです。M81の腕と赤い点の散光星雲やM82の中央部に噴出する赤い炎を認めることができます。今回は画面左上の小さい渦巻銀河NGC3077を画面に残してみました。タカハシFC100DL(D100mm, FL590mm), キャノンEOS kiss x7i (Seo-SP), ISO3200, 露出4分 x 20、QBPフィルター、DSS コンポジット, 2019年5月7日22時00分から。

2019年7月13日土曜日

月齢7.5の月(5月12日)

5月の連休明けに撮影した上弦の月(月齢7.5)を掲載します。いつもの撮影方法なのですが、パワーメイトは用いずASI183MMカメラだけで弱拡撮影した2枚の画像をモザイク化したものです。ASI183MMカメラは拡大率の低い撮影で期待以上のシャープな高解像を与えてくれます。
英国オライオン社VX300-S (D=30 cm, f=120 cm, F4) ニュートン式反射(テレビュー社パラコアタイプ2を装着, ケンコーEQ6 Pro赤道儀。バーダー社IR685パスフィルター。ASI 183MMカメラ(ZWO社)。30秒間の動画撮影(150フレーム)。AutoStakkert!3でスタック、RegiStax6でウエーブレット処理し、ステライメージ8、Photoshop CCで画像調整。 得られた2枚の静止画像を、Image Composite Editor でモザイク化

2019年7月6日土曜日

シラー南側の地形(4月16日)(星ナビ8月号、星ナビギャラリーに入選)

 星ナビ8月号、星ナビギャラリーに入選しました。星ナビでは上が北側になります(天文ガイドは上が南)。自信はありませんでしたが採用されてよろこんでいます。天候不順であまり作品が集まらなかったのでしょうか。
【本人コメント】細長いシラーに接するようにその南側に巨大なクレーターの周壁の一部かと思えるような構造があります。さらに内部は部分的に周壁が二重になっているようにも見えます。損壊したクレーターなら大きさはバイイと同じかそれ以上です。名称はないようです。
【星ナビのコメント】足跡のような楕円形のシラーの南、ズッキウスとの間にあるのでシラー・ズッキウス・ベイスンと呼ばれています。「月面ウオッチング」(地人書館刊)には、「シラー、ズッキウス、フォキリデスに囲まれた直径350kmもある名前のない盆地」とあり、この地形、国際天文学連合からは命名されていないようです。
撮影条件:英オライオンVX12 (D300mm, FL1200mm) + テレビューパラコアタイプ2+テレビューパワーメイト 5 x (合成FL6000mm F20)、ZWO ASI183MM、バーダーIR685パスフィルター、ケンコーEQ6 PRO。2019年4月16日21時32分 300フレーム/60秒間、Autostakkert!3/RegiStax6/PhotoshopCC/ステライメージ8、キャノンPIXUS PRO-10S、自宅にて。

 

2019年7月5日金曜日

梅雨の晴れ間の木星と土星(7月4日)

 梅雨真っ盛り。ここのところ全く晴れ間がありません。そんな中、突然晴れる予報に変わり、空には木星と土星のランデブー。南西の高い山に木星が隠れるまであと1時間余り。大慌てで向けた木星像は比較的安定、時間の経過とともにさらに改善してきました。土星も良像でした。Orion VX12 (D30cm, FL120cm), テレビューパワーメイトx 5, Zwo ASI290MC, IR/UVカットフィルター、木星:2019年7月4日22時 37分 53秒, 5000フレーム/150 秒、土星:2019年7月4日23時 19分 20秒, 3000フレーム/80 秒、自宅にて。

2019年7月4日木曜日

M8(干潟星雲)とM20(三裂星雲)(5月30日)

干潟星雲と三裂星雲は夏の天の川を代表する星雲です。今回はNik Collectionの中から、Color Efex Pro 4とVivesa 2 で画像処理を行い、星雲周囲のスタークラウドと暗黒星雲を強調してみました。想像以上にこれらが複雑に入り組んでいることがわかります。
タカハシFS-60CB (D60mm, FL250mm, reducer), キャノンEOS6D, ISO6400, 露出3分x5。SkyWatcher EQ3赤道儀ノータッチガイド。DSSコンポ、Photoshop CC, Nik Collection。2019年5月30日01時17分。