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2014年4月28日月曜日

木星と火星(4月27日)

 木星
 日没時木星は南中から西に傾き始め、シーズンは終盤です。深夜、天頂付近の安定した像は見られなくなりました。これからしばらくは日没直後が勝負です。気流が悪く30秒の画像をつかうのが精いっぱいでした。ケンコーSE250N EQ6pro反射赤道犠に、5 x バーローレンズ、キャノンEOS kiss x 5のISO1600、1/40秒で30秒間の撮像をRegistax 6で処理。2014年4月27日19時16分。


火星
  模様の濃い面がこちら側で見られるようになりました。火星もシーズン終盤です。急速に遠ざかるためここ2,3週間で模様は見づらくなるでしょう。ケンコーSE250N EQ6pro反射赤道犠に、5 x バーローレンズ、キャノンEOS kiss x 5のISO400、1/30秒で90秒間の撮像をRegistax 6で処理。日時は後で記載。2014年4月27日20時18分

2014年4月27日日曜日

火星(4月26日)


撮影条件は昨日と同じ。2014年04月26日23時03分。

2014年4月26日土曜日

夏の惑星状星雲(M27, M57)(4月25日)

朝方、空の透明度もよく夏の星座が見えたので、有名な2つの星雲を久しぶりに撮ってみました。やはり冷却CCDカメラが欲しいですね。

 こぎつね座 M27

こと座 M57
いずれも、ケンコーSE250N 25cm反射赤道儀(EQ6Pro)直接焦点。キャノンEOS kiss x 5、ISO3200、露出15秒。10枚コンポジット画像処理。自宅にて。2014年4月25日。

木星(4月24日)

木星
ケンコーSE250N EQ6pro反射赤道犠に、5 x バーローレンズ、キャノンEOS kiss x 5のISO1600、1/40秒で90秒間の撮像をRegistax 6で処理。2014年4月24日 19寺58分 

火星と土星(4月25日深夜)

 火星
あまり模様の濃くない面が向いていますが、いくつかの白い雲(ドライアイス?)が印象的です。
ケンコーSE250N EQ6pro反射赤道犠に、5 x バーローレンズ、キャノンEOS kiss x 5のISO800、1/40秒で90秒間の撮像をRegistax 6で処理。2014年4月26日00時36分。


土星
ほぼ南中した土星です。今シーズンは南中高度が低くて気流の影響を受けやすく、透明度も悪いことが多く、よい撮影機会は少ない。ケンコーSE250N EQ6pro反射赤道犠に、5 x バーローレンズ、キャノンEOS kiss x 5のISO3200、1/30秒で90秒間の撮像をRegistax 6で処理。2014年4月26日01時08分。

2014年4月24日木曜日

M82の超新星(4月24日)


暗くなっているが超新星(矢印の先)はまだ明るく輝いている。撮影条件:ケンコーSE250N 25cm反射赤道儀(EQ6Pro)直接焦点。キャノンEOS kiss x 5、ISO1600、露出15秒。10枚コンポジット画像処理。2014年4月4日21時10分。

パンスターズ彗星(2012 K1)(4月24日)

 

4月8日以来のパンスターズ彗星ですが様子はほとんど変わっていません。小さい尾が下側に伸びています。
撮影条件:ケンコーSE250N 25cm反射赤道儀(EQ6Pro)直接焦点。キャノンEOS kiss x 5、ISO1600、露出15秒。10枚の画像をコンポジット処理。2014年4月24日21時02分。

2014年4月21日月曜日

朧月夜の3惑星

火星その1
 春の朧月夜は透明度が悪く、苦労します。シーイングも思ったほどはよくならず、あまり良い画像ではありませんが、記録として掲載します。撮影方法はいつも通り、ケンコーSE250N EQ6pro反射赤道犠に、5 x バーローレンズ、キャノンEOS kiss x 5のISO800、1/40秒で60秒間の撮像をRegistax 6で処理。2014年, 4月16日22時09分撮影。模様の薄いところが見えています。
  火星その2
撮影方法はその1に同じ。2014年, 4月16日22時09分撮影。 

木星
撮影方法は火星その1に同じ。2014年, 4月16日20時12分撮影。 

土星
撮影方法は火星その1に同じ。2014年, 4月18日22時46分撮影。 

2014年4月19日土曜日

木曽観測所訪問(4月19日)

 木曽の観光も兼ねて、テレビドラマ「木曽オリオン」の舞台になった長野県木曽町の東京大学理学研究科附属木曽観測所に、妻と息子の3人連れで出かけてみました。岐阜からは中央高速で中津川まで行き、そこからは国道19号線、県道20号線をたどって三岳山の山頂近くの同施設にたどり着きました。テレビドラマの評判がよかったと聞いていたので、土曜日ともなれば大勢の人が見学に押し寄せているのではないかと勝手に考えていましたが、行ってみるとそれらしい人々は誰もいませんでした。ドーム内のシュミットカメラを見学できるものと思っていましたが、当てが外れ、ドームの外回りとドーム内の前室の展示だけ見て帰ってきました。
 ドーム前の掲示板に「木曽オリオン」の宣伝用ポスターが貼られていました。

近くにそびえる御嶽山

 ドームの外観

 ドーム内の展示

掲示板に貼られた「木曽オリオン」のポスター

2014年4月15日火曜日

火星最接近(4月14日)

地球に最接近中の火星
月のそばでスピカと並んで輝く火星。小接近のため木星の明るさには届かず、月明かりに比べればか弱い存在でしかありません。しかし普段は視直径が小さくて表面の模様などとても見ることができませんが、ここしばらくは観望のチャンスです。F5.6、露出4秒。望遠ズーム約100 mmの焦点距離のソニーα55一眼レフにて。撮影時刻 2014年4月14日19時50分。

火星の拡大像
シーイングの悪い中、火星に望遠鏡を向けました。いつも見るのは夜半頃なのに、その3時間も前の21時だったため、大シルチスはまだこちら側にみえておらず、模様のない砂漠地帯が広がっています。ケンコーSE250N EQ6pro反射赤道犠に、5 x バーローレンズ、キャノンEOS kiss x 5のISO800、1/40秒で60秒間の撮像をRegistax 6で処理。2014年, 4月14日21時08分撮影。 


木星の拡大像
大きな黒い円盤はカリストの影、少し小さい黒い円盤は木星面経過中のガニメデ本体です。撮影機材は火星と同じ。ISO1600、露出1/40秒の撮像40秒をRegistax 6 処理。撮影時刻 2014年4月14日20時24分。

2014年4月14日月曜日

月と3惑星(4月12日)

火星の最接近を2日後に控えた4月12日は、1)土曜日、2)好シーイング、3)月が見頃、4)夜半までに火、木、土の3惑星が登場、など好条件がそろった、まれに見る観測日和でした。
撮影機材はいつも通りで、ケンコーSE250N EQ6Pro反射赤道儀を用いて、月と惑星の拡大撮影は、5Xバーローレンズ、キャノンEOS kiss x 5 にて動画撮影。Registax 6処理。

 月齢12.3の月
高度が高く、月面の名所めぐりをしました。拡大画面では、上が月面南部の大クレーター、シッカルトとワルゲンチン、下の拡大画面はアリスタルコスで、複雑な構造が見えています。

イオが投影する木星
西に傾いて気流が悪く、よい画像は取れませんでした。木星面経過を終えたイオが左側にいて、影を木星面に落としています。

最接近直前の火星
ちょうど南中の頃で気流も安定しており、微細構造が写りました。南北極の白い冠、南極(上端)の周辺のアキダリウムの海(色の濃い部分を海という)と周辺の微細構造、北半球(下部)には大シルチスからチュッレヌムの海、キンメリウムの海が広がります。

輪の開いた土星
夜半過ぎに昇ってきます。南中時でも高度が低くて気流の影響を強く受けるため、なかなか良い画像が得られませんが、この日は良好でした。

2014年4月13日日曜日

4月11日の月、火星、土星


先週は月曜から土曜(12日)まで晴天が続き、天体観測を満喫しました。日ごとにいくつか紹介します。これは11日夜半から12日にかけてみた3つの天体のまとめです。シーイングはあまりよくありません。土星は高度が低くてその影響をまともに受けました。
月齢11.3の月と湿りの海の大クレーター、ガッサンディ  
月全体:SE250N25cm反射赤道儀(EQ6Pro)直接焦点。キャノンEOS kiss x 5、ISO100、露出1/250秒。2014年4月11日23時11分。
ガッサンディ:同望遠鏡とカメラを使用。15秒間の画像をRegistax6処理。2014年4月11日23時22分
火星:昨日掲載と撮影条件は同じ。2014年4月12日0時6分。
土星:カメラ、望遠鏡は火星と同じ。ISO6400、1/30秒、2014年4月12日0時19分
 

パンスターズ彗星(2012 K1)(4月8日)


初めての撮影です。昨年の2013年春に夕方明るく見えていたパンスターズ彗星とは別の彗星です。明るさは9.4等で、4月下旬には8等まで明るくなるとの予報です(天文ガイド5月号)。位置的には太陽の正反対にいるので短い尾が画面下方向に伸びています。月夜だったため眼視では認識できず撮影画像で彗星と判断できました。
ケンコーSE250N 25cm反射赤道儀(EQ6Pro)直接焦点。キャノンEOS kiss x 5、ISO3200、露出20秒。8枚コンポジット画像を強調処理。2014年4月8日22時30分。

M82超新星のその後(4月8日)


1月22日に発見されてから3か月足らず、超新星のその後です。ずいぶん暗くなりましたがまだまだ健在です。 ケンコーSE250N25cm反射赤道儀(EQ6Pro)直接焦点。キャノンEOS kiss x 5、ISO3200、露出20秒。8枚コンポジット画像強調処理。2014年4月8日22時41分。

2014年4月12日土曜日

好シーイングの火星(4月9日)


昨日アップした火星の別画像です。好シーイングのもと微細構造が見えています。大シルチスの大きな模様、両極冠の白いドライアイスと赤道付近の白い雲など、4月14日に最接近する火星は今が見頃です。ケンコーSE250N EQ6Pro反射赤道儀に5Xバーローレンズ拡大、キャノンEOS kiss x 5 にて、ISO800、1/40秒で動画撮影。90秒間の撮像をRegistax 6処理。2014年4月9日23時30分頃。

2014年4月11日金曜日

火星の最接近(4月7、8、9日)


  最接近を14日に控えた火星です。昨日掲載した像は、強調処理が強すぎて不自然だったので、今回のものと差し替えました。好天が長く続き、3日間、ほぼ同じ時間帯で撮影ができました。火星の自転は24時間37分で地球とほぼ同じなので、3日とも白い極冠、大シルチス(下半分)、赤道付近の白い雲が見えています。比較的シーイングのよかった4月7日、9日は細かな模様も写りました。ケンコーSE250N EQ6Pro反射赤道儀に5Xバーローレンズ拡大、キャノンEOS kiss x 5 にて、ISO800、1/40秒で動画撮影。60-90秒間の撮像をRegistax 6処理。撮影時刻は画面に表示。

2014年4月2日水曜日

春の宵の木星(4月2日)


  桜に青い空が映えていたのに夕方になると雲が多くなり、雲間の木星をようやく捉えました。シーイングは今一つ。特にイベントのない地味な木星です。頃は菜種梅雨のシーズン。それ程には悪くはないが、雲量の多い日が続きます。それで無理して木星を撮影しました。ケンコーSE250N EQ6Pro反射赤道儀に5Xバーローレンズ拡大、キャノンEOS kiss x 5 にて、ISO1600、1/40秒で動画撮影。20秒間の短い撮像をRegistax 6処理。2014年4月2日20時10分頃(正確な時刻は後で記載)。

春爛漫!桜満開、レンギョウも。(4月2日)


家の近くの末洞川沿いの桜並木はちょうど満開。
2014年4月2日8時00分。


正に桜満開、春爛漫。


小盆栽のレンギョウも黄色い花が咲き始め、楓の新芽も伸び始めました。