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2017年3月30日木曜日

木星(3月29日)

撮影:2017年3月29日01時17分頃。機材、カメラ、撮影方法はこれまでと同じ。

木星(3月27日)

4月8日の衝まで2週間足らずとなりました。晴れれば木星を観る日が続きます。2017年3月27日22時26分頃に撮影。機材、カメラ、撮影方法はこれまでと同じ。岐阜市内自宅にて。



2017年3月24日金曜日

木星(3月23日)

引き続き木星が見やすくなっています。今回は冬型の北風が収まって少しましなシーイングを期待しました。が、やはり細部の解像度は今一つです。
Orion VX12(30㎝反射、F4)、5xバーローレンズ、ASI224カメラで60秒動画撮影(FireCapture v.2.5)。Autostakkert AS!2 (v.2.2.7)でスタック、RegiStax 6でウエーブレット処理。StellaImage v.6 で画像復元処理。2017年3月23日0時16分頃に撮影。

月面の中部、南部のクレーター群(3月20日)

モザイク合成による欠け際の全体像
 「クラビウス周辺」以外の3月20日撮影の月面像(岐阜市内自宅にて)を紹介します。
ASI174カメラのフルスケールで撮った欠け際の3枚のモザイク合成です。
撮影:2017年3月20日3時38分頃。

中、南部の拡大像
  ASI174MMカメラによる、南部のデランデル周辺(上:地名を明記した画像とも)、中部のクレーター群(下:地名明記の画像とも)。
撮影2017年3月20日4時23分頃
 

 撮影2017年3月20日4時52分頃



2017年3月22日水曜日

月面クラビウス周辺(3月20日、月齢21.0)

 下弦の1日前、月齢21.0の月面南部、クラビウス周辺の拡大画像です。クラビウスと言えば、双眼鏡でも見えるほど大きなクレーター(直径250㎞)で、東京ー名古屋間がすっぽり入ります。大クレーターの中に小中のクレーターが散在していてそれがいくつ見えるか、いくつ撮れているかで解像度の目安にしているくらいです。下の画像には大きなクレーターがいくつか見えていますが、クラビウスわかりますか?
 今回は、ZWO社のASI174カメラに5xバローレンズで拡大した画像を紹介します。シーイングが特別よかったわけではないのにこれまでになく細部が撮れました。カメラの威力だと思います。2枚の画像をモザイク合成でつないでいます。
Orion VX12 (30㎝反射, F4)にFireCapture v2.5で制御したZWO ASI174MMカメラで500コマ撮影。AutoStakkert v2.7.7で画像をスタックし、RegiStax v6でウエーブレット処理。さらにStellaImage v6で画像復元処理20173204時16分~17分に撮影。

2017年3月20日月曜日

エウロパの木星面通過(3月20日)

  20日午前1時過ぎに木星面の端に衛星の影をみつけ撮影しました(下左)。天文年鑑をみるとエウロパ(Europa)だとわかりました。そこで2時間後の午前3時過ぎに撮影して動きをみてみました(下右)。木星は10時間で自転しているので2時間もすると表面模様はがらりと変わります。衛星の影は午前3時には木星の反対側まで移動し、エウロパ本体は木星面上を通過中でした。通常木星面を通過中の衛星を肉眼でみることはかなり厳しいですが解像度の高い画像なら判別できます。今回もかろうじてそれらしい像を確認しました(下右の赤ラインの先)。
撮影時刻は図中に示す。


木星(3月20日)

5日連続の木星です。シーイングは最良とはいきませんがこの5日間では今朝(20日)がベストでした。木星のトレードマーク大赤斑が見えるほか、左上に見えているエウロパの木星面への投影が始まる直前です。
          撮影機材、画像処理は16日と同じ。2017年3月20日 1時 2分頃に撮影。

2017年3月19日日曜日

木星(3月19日)

今朝未明の木星です。シーイングが激しく変動する中での一枚です。撮影自体は安定してきましたが、解像度を高めるには良好なシーイングを待つしかないようです。
撮影、画像処理は16日と同じ。2017年3月19日0時42分頃に撮影。

2017年3月18日土曜日

木星(3月18日)

3日連続の木星です。大陸の高気圧が移動性になって日本上空にやって来つつあります。すなわち2日前の16日から今日(18日)までは冬型の気圧配置でシーイングは最悪ですが、明日からは移動性高気圧になり南風が吹くので良いシーイングが期待できます。今朝はまだ冬型のはずですが少しずつシーイングは改善しています。赤い大赤斑が印象的ですね。
撮影方法、画像処理は16,17日と同じ。2017年3月18日0時38分頃に撮影。

2017年3月17日金曜日

木星(3月17日)

引き続き木星です。シーイングは相変わらずですが昨日より少し改善しました。
撮影条件、画像処理は昨日と同じ。撮影時刻2017年3月17日01時10分頃。

2017年3月16日木曜日

木星(3月16日)

木星は4月の衝を控え、夜半には高く昇るようになりました。早起きでなく夜更かしで済むので望遠鏡を覗く機会が多くなっていますが、なかなか好シーイングに巡り合いません。今回もその例に漏れず、大きな模様は見えていますが解像度は今一つでした。
Orion VX12(30㎝反射、F4)の像を5xバーローレンズで拡大、ASI224カメラで60秒動画撮影(FireCapture v.2.5)。Autostakkert AS!2 (v.2.2.7)でスタック、RegiStax 6でウエーブレット処理。StellaImage v.6 で画像復元処理。2017年3月16日01時43分頃に撮影。

2017年3月10日金曜日

月齢4.8 (ASI174MMカメラとモザイク、3月3日)

はじめて本格的な月のモザイク合成を行いました。ASI174MMカメラの高い解像度が窺えます。
ケンコーEQ6pro赤道義にOrion VX12 (30㎝反射, F4)を載せ、FireCapture v2.5で制御したZWO ASI174MMカメラ(モノクロ)で月を5パーツに分けて30秒ずつ動画撮影。AutoStakkert 2.7.7で画像をスタックし、RegiStax v6でウエーブレット処理。さらにSteraImage v6で画像復元処理2017331906分~17分に撮影。
 

2017年3月1日水曜日

栃木県佐野市の星空(2月24、25日)

「この冬は星空がきれい」との息子の言葉に誘われて栃木県佐野市北部の息子宅に出かけました。もちろん撮影機材一式を携えて。週末は晴れる予報でしたが、晴れているのは昼間だけで、夕方になると突然に掻き曇ってしまう状況でした。したがって十分な撮影時間は確保できず以下の2枚の撮影がやっとでした。時期を見て再び訪れたいと思います。

しし座のトリオ星雲(M65, M66, NGC3628):雲が多くて薄明るい空での撮影でした。ISO1600、露出時間を30秒と短めに設定して20枚撮影。DSSスタックで画像化しました。
  M65, M66の星雲の腕なども思ったより明瞭に写りました。Capri 8ED屈折直接焦点(f=560mm)像をEOS kiss 7i (IR換装)にて撮影。2017年2242244~。ステライメージ6、Photoshop CCで画像処理。



オリオン大星雲(M42):この日も日中は晴天ながら夕方から曇り、M42を撮影するのが精一杯でした。
 
ISO1600、露出1分で撮影した8枚をコンポジット。他の撮影条件はトリオ星雲と同じ。20172251825分~。

木星(3月1日)

 冬型の天気が長期にわたり続いたため、十分とは言えませんが落ち着いた木星像は久しぶりです。ZWO社のAZI 1174MMカメラを購入したのでシーイングの良い日に月や木星を撮りたくてうずうずしていました。解像度は今一つですが先週よりマシです。
撮影条件:Orion VX12(30㎝反射赤道義)の接眼部にASI 1174モノクロカメラを取付け、90秒間の動画を撮影した画像をRegiStax6でスタックとウエーブレット処理。ステライメージ6で画像復元処理。2017年3月1日0時57分。
画像処理を変えてみました(Autostakkert AS!2でスタック)。こちらの方が自然で大赤斑もよく見えています。撮影時刻、撮影機材は上と同じ。