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2024年6月30日日曜日

網状星雲(NGC6992)(6月14日)

 
はくちょう座網状星雲のなかでも最も明るいNGC6992の北部分です。東の低空なのでちょっとピントが甘い感じですが非冷却カメラのホットピクセルはあまり目立たないようです。撮影条件:SkyWatcher DOB16反射望遠鏡  (D400mm, FL1800mm)/ZWO ASI183MC CMOSカメラ/QBPフィルター/ GAIN 450, 露出30秒で撮影した10コマをDSSスタック。2024年6月14日時刻不明, 自宅にて。

2024年6月25日火曜日

バタフライ(蝶)銀河(5月8日)

おとめ座の「NGC4567」(左)と「NGC4568」(右)がV字に並んでバタフライ(蝶)のように見えることに由来します。距離は6000万光年、両銀河の相互作用の開始されたタイミングで、約5億年後には合体して一つの楕円星雲になるとのことです。撮影条件:SkyWatcher DOB16反射望遠鏡  (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6Dカメラ/QBPフィルター/ISO12800, 露出30秒で撮影した10コマをDSSスタック。2024年5月8日22時17分~23時22分, 自宅にて。

2024年6月24日月曜日

こと座環状星雲(M57)(6月15日)

環状の惑星状星雲として有名なM57は見かけの大きさが小さいものの、明るいのでよく写ります。さらにハッブル望遠鏡やすばる望遠鏡による画像ではリングの外側に淡い膜状の構造(ハロー構造)がみえます。そこで今回の画像(左側)に強い処理を加えてみたところ淡い構造物がうっすらと捉えられているようです(右側)。撮影条件SWDOB16反射(D400mm、FL1800mm)/同EQ8-R PRO赤道儀/ZWO ASI183MCカメラ(非冷却)/サイトロンQBPフィルター, Gain 400, 露出10秒, 22枚をDSSスタック、画像処理。撮影時刻:2024年6月15 日0時7-13分。自宅にて。

アレイ状星雲 (M27)(6月14日)

 夏の宵の東天にM27アレイ状星雲が姿を見せるようになりました。比較的大きくて明るいのでカメラ写りが良く、撮影条件を整えるのに好都合な天体です。撮影条件SWDOB16反射(D400mm、FL1800mm)/同EQ8-R PRO赤道儀/ZWO ASI183MCカメラ(非冷却)/サイトロンQBPフィルター, Gain 440, 露出25秒, 10枚をDSSスタック後画像処理。撮影時刻:2024年6月14 日23時10-14分。自宅にて。

2024年6月11日火曜日

三裂星雲(M20)(6月4日)

 

前面に暗黒星雲があるため赤い星雲は三つに分裂しているように見え、三裂星雲と呼ばれています。この赤い星雲は上部と周辺に青い反射星雲をまとっていて、赤と青のバランスが美しい星雲です。すぐ南にある干潟星雲(M8)とともに天の川を彩っています。当観測所は南天の観望に難があり今回はM8を撮影できませんでした。撮影条件:SW DOB16反射望遠鏡  (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6Dカメラ/QBPフィルター/ISO12800, 露出8秒で撮影した20コマをDSSスタック。撮影時刻 2024年6月4日 22時49分~53分, 自宅にて。


2024年6月10日月曜日

わし星雲の "創造の柱"(M16 + IC4703)(6月4日)

 
その形から"わし星雲"と呼ばれ、散開星団 M16 (NGC6611) と、その背景にある散光星雲(IC4703)から成ります。M16星雲の中心部には象の鼻のような形の暗黒星雲があり、星の新生場所となっています。この暗黒星雲の構造はハッブル宇宙望遠鏡によって鮮明に写し出され、"創造の柱"と呼ばれます。この構造は星雲中央部の青い〇内にみえています。撮影条件:SW DOB16反射望遠鏡  (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6Dカメラ/QBPフィルター/ISO12800, 露出20秒で撮影した67コマをDSSスタック。撮影時刻 2024年6月4日 22時32分~23時02分, 自宅にて。

子持ち銀河 M51(6月5日)

 
うす曇りの透明度はあまりよくない条件での撮影でしたが思ったより写っていました。5月12日にも本ブログにM51を載せていますが、今回初めてステラショット3のライブスタック画像をみながら撮影時間(スタック回数)を判断してみました。できるだけ短い露出時間で満足できる画像を得たいという合理的かつ横着な考えです。うす曇りのせいかもしれませんが100回以上はあまり改善がないようだったので126回のスタックで撮影終了しました。スタック画像(FITS)も保存して試してみましたが、全画像のDSSスタックの方がよい結果でしたのでこちらをアップしました。撮影条件:SW DOB16反射望遠鏡  (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6Dカメラ/QBPフィルター/ISO12800, 露出20秒で撮影した126コマをDSSスタック。撮影時刻 2024年6月5日 21時40分~22時36分, 自宅にて。

2024年6月6日木曜日

ポシドニウスからフンボルト海まで(5月14日)

月面の懐かしい風景です。”なつかしい” とは、「昔よく撮った」という意味です。視野内に個性的なクレーターがいくつも点在し、遠くの地平にはフンボルト海がみえる、という美しい撮らずにはおれない月面の名所です。しかし最近はあまり月面写真をみなくなりました。このブログではこれからも発信していこうと思います。撮影条件:Sky Watcher (SW) DOB16反射 (D400mm、f1800mm)/バーダーIRパスフィルター695nm/SW EQ8R赤道儀/ZWOASI174MMCMOSカメラ/プレビューx2.5 エクステンダー、露出30秒/300フレームx40枚/2024年5月14日19時33分、自宅にて