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2012年9月8日土曜日

早朝の東天

 
少し薄くて見にくいですが3つの衛星が見えます。画面左端にカリスト、木星のすぐ左にイオ、右にエウロパです。ガニメデは木星の裏側に隠れていて見えていません。
撮影条件:2012‎年‎9月‎8日‏‎1時25分、岐阜市内自宅
 Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理、ソニーα55



衛星の木星面通過や投影などのイベントはとくになく、大赤斑も裏側へ行ってしまったので、派手さのない木星像です。しかし比較的シーイングがよく、細かい模様が見えています。
撮影条件:2012‎年‎9月‎8日‏‎2時12分、岐阜市内自宅
 Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理、ソニーα55


 
(1)月はほぼ下弦で、直径が230キロもある南部の大クレーター、クラビウスです。もうすでに何回か紹介しましたが、今日はこれまでにないほど内部の小クレーターがよく見えています。どのくらい小さなクレーターまで見えるか、その日のシーイングの目安にしています。
 


(2)クラビウスより少し北側にある大クレーター群です。左がアルバテグヌス,上が アルフォンスス, 右がプトレメウスです。細部の構造がよく見えています。

 
 
(3)コペルニクス(右)とエラトステネス(左)です。両クレーターの間には谷のような削られた地形が見えています。コペルニクスの下にあるダイリュサックAという直径15キロの小さくて深いクレーターは、巨大天体の衝突によってコペルニクスができたとき、コペルニクスから出た放出物が穿ってできたと考えられているようです。
 月面の撮影条件:2012‎年‎9月‎8日‏‎2時20分(1)、22分(2)、23分(3)、岐阜市内自宅
Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理、ソニーα55
 



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