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2013年8月13日火曜日

奥飛騨の星空

 奥飛騨の穂高岳ロープウエイ、乗鞍岳スカイラインに行ってきました。もちろん登山ではなく観光旅行です。山岳風景も素晴らしかったですが、何よりも穂高岳ロープウエイの駐車場(標高1,170m)でながめた夜空は言葉には尽くせない程の素晴らしさでした。8月12日の夜は、月はなく、透明度は良好でペルセウス座流星群の極大と重なるという幸運でした。2時間ほどの間に20個ほどの流星が飛び出しました。流星を楽しみながら撮影した、いて座からカシオペア座に至る銀河と、ピンボケでおまけに「にじみフィルター」を付けたままで撮影してしまった失敗作のアンドロメダ星雲ですが、以下に掲載します。ISO6400で30秒露出しても背景の空は暗いままでした。残念ながら今回はDOB16を持参しなかったので、40センチドブソニアンによるディープスカイ観望は次回の楽しみとします。

いて座の銀河
撮影場所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉、2013年8月12日21時16分、ソニーα55、18 mm、f=3.5、ISO3200にて 露出25秒
 
 はくちょう座からカシオペア座の銀河
2013年8月12日21時57分、ソニーα55にて18 mm、f=3.5、ISO6400, 露出25秒
 

アンドロメダ星雲
2013年8月12日23時00分、ソニーα55にてISO3200
200 mm 望遠、f=5.6、露出25秒
 

2 件のコメント:

  1. こんにちは。写真撮影頑張っておられますね。自宅でもそこそこ星が写せる環境でうらやましい限りです、この夏の天候はなかなか安定しませんでしたね。私は木曽の御嶽の田の原(2200m)までDOB16を持っていきDeep Skyを大堪能してきました。次から次と上がってくる登山者のヘッドライト攻撃で暗闇に目が慣れる間もないほどでしたが感動の時間を過ごしました。巨大望遠鏡は人をひきつけますね。見知らぬ人相手に即席観望会で共に感動を分かち合うのもいいですね。その中でもngc891には暗黒体はっきりと見え写真のように凄くリアル見えて驚きました。標高と口径とニコンNAV-17HWの威力だと思います。まあそれにしてもDOB16の移動観測は相当な気合いと根気が入りますね。はっはっは--

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  2. yamaさん

     コメントありがとうございました。御嶽の標高2200mでみるディープスカイはさぞかし素晴らしいことでしょう。その凄さをご存じなのでまた出かけたくなるのでしょうね。しかしおっしゃる通り、相当な気合いと根気がないとできないことだと思います。私も近場でできれば車で1時間くらいのところで、暗い空の場所を見つけたいと思っています。初めて望遠鏡を見る人たちとの触れ合いも楽しいでしょうね。見て感激してくれる人がいる感激が倍増します。私もそのうちぜひ経験してみたいと思っております。今のところ、家からどの程度に星雲・星団が見えるのかメシエカタログを中心に見極めたいと思っています。とりあえずは取りっぱなしですが、技術を磨いて、美しい星雲・星団の写真を撮れるようになりたいと思っています。

    古川

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