ページ閲覧数

2018年1月7日日曜日

標準レンズで冬の星座(12月22日)

 年の瀬も迫る12月21日夕方、55㎜の標準サイズで冬の星座や星雲を切り取ろうとうすずみ温泉にプチ遠征しました。標準レンズでの撮影は、将来星間に広がる淡い反射星雲、分子星雲を表現したいと思っておりその準備のつもりです。はじめ透明度はいまひとつの感がありましたがほぼ一晩中晴天が続き透明度も徐々に改善し順調に撮影できました。しかしなかなか整理が追いつかず今日となってしまいました。
1.オリオン座:55㎜で撮ってみてオリオン座がちょうどすっぽり入ることがわかりました。今回、M42オリオン大星雲、馬頭星雲と燃える木星雲、バーナードループなど赤い星雲が注目点です。Nik Collectionの使用で淡い反射星雲を一部表現することができました。今後オリオン座全体に広がる星雲をはっきり写し出すには撮影枚数を格段に増やす必要があります。2017年12月22日02時15分。キャノンEOS kiss x7iにキャノン 55-200mmズームレンズ(55mm, F5で使用), ISO6400, 1分x3枚コンポ。Nik Collection処理。 
2.いっかくじゅう座(バラ星雲):ふだんバラ星雲単体でしか撮影しませんが55㎜では周囲の小さな散光星雲も構図内に入ってきます。淡い反射星雲の濃淡にも気づきます。撮影条件は1)と同じ。5枚コンポジット。2017年12月22日02時39分。   
3.ふたご座:ふたご座の星雲・星団が集まる足元のあたりを狙ってみました。クラゲ星雲とモンキーフェース星雲の赤い散光星雲のほか散開星団のM35とM37が見えています。条件は1.2.と同じ。6枚コンポジット。2017年12月22日04時03分。          

0 件のコメント:

コメントを投稿