ページ閲覧数

2018年3月16日金曜日

春の系外銀河(3月13日)


36日から15日までの一週間は珍しく晴天が長く続き、なんと4日間も淡墨へ遠征しました。特に13日と14日はいずれも明け方までの長時間観測でした。1)ネビュラフィルターのテストのほか、2)ステラショットとPHD2オートガイドの併用の是非の確認などについて一定の成果を得ることができました。すでに1)の一部はブログで報告(38日、9日)していますが、今回は2)で撮影した画像を紹介します。
RC-6 (MicroTech) (15cm, f=1350mm, F9)にキャノンEOS60D(HKIR換装、APS-C)にて直接焦点撮影。ISO3200, 4min (M81)又はISO5000, 5min (M82, M51)で撮影した4枚をコンポジット。ステライメージ6、Photoshop CCで画像処理。撮影時刻 M81, 2018, 3, 13, 20時56分~; M82, 21時52分~;M51, 23時11分~。ステラショットでは、天体を導入し続いてオートガイドを実施するのが通常の使い方ですが、オートガイドの不安定性を感じたため、QHYガイド用カメラをステラショットとは独立した形でPHD2制御でオートガイドを試みました。ステラショットとPHD2の望遠鏡制御用ポートが同じなので同時使用はできず、一方を使うときは片方をオフにする必要がありますが、ステラショット用に配線、設置したQHYカメラ、赤道儀とパソコンをそのままのセットで使えてパソコンは1台で済みます。ステラショットによる容易な天体導入とPHD2制御の安定したオートガイドが実現できたようです。

3 件のコメント:

  1. はじめまして、山陰の老人です。ステラショットでオートガイドできず困っていましたが、PHD2でガイドしてステラショットで撮影されたのでしょうか?

    返信削除
  2. その通りです。私の赤道儀もステラのオートガイドが機能しません。ブログに記載の通り、ステラショットで導入しPHD2でガイドしながら撮影しています。

    返信削除
  3. ご返信ありがとうございます。今度挑戦してみます。

    返信削除