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2019年4月20日土曜日

湿りの海(4月16日)

 昨年11月末を最後に月面の拡大撮影ができる好シーイングはなかなか巡ってきませんでした。4月に入り上弦の月が高くかかるようになってようやくチャンス到来となりました。ここ2,3年はZWO社のASI174MMカメラを使い続けてきましたが解像度改善を目的に新たにASI183MMを導入しました。183MMカメラのセンサーは対角15.86 mm(1型)で約2048万の有効画素をもち、画素数は174MMカメラの約9倍もあります。画像の取り込み時間が長いデメリット面もありますが、最終的に高解像が狙えるのではないかと期待しました。以下に183MMで撮影した最新画像を掲載します。普段174MMでは5x拡大パワーメイトを使っていましたが183MMでは5xのほかに2.5xも有効に使えます。つまり画像は小さくても解像度が十分高く鑑賞に耐えます。今後有力なツールとなりそうです。
「湿りの海付近」
Orion VX12 (D30cm, FL120cm, F4), Zwo ASI183MM, 2.5x power mate, 約60秒動画撮影 (300フレーム), 2019年4月16日21時16分 (自宅にて)

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