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2016年6月18日土曜日

梅雨の晴れ間に月面散歩(6月14日)

梅雨の晴れ間に月面撮影です。シーイングはいつも通りで、ゆらゆら揺れる画面を見ながらのピント合せは大変です。電動フォーカサーが故障して動かないので手動です。その割には解像度の高い像が得られました。ASI224カメラのおかげです。
南部の大クレーター、クラビウス。直径が250㎞もあり、東京‐名古屋がすっぽり入ってしまう大きさです。内部の小中のクレーターがどこまで見えるか、シーイングの程度、望遠鏡やカメラの能力を測る物差しにもなるクレーターです。2016年6月14日20時30分18秒から15秒間の動画をRegistax6でスタック、ウェブレット処理、ステライメージで画像復元処理。

 
コペルニクスとエラトステネスの間の平原には多くの単発または連鎖状の溝(谷?)があります。隕石によってコペルニクスができたとき二次的な噴出物が落下してできたのではないかとの説があります。コペルニクスの直径が93㎞ですから、幅は2㎞くらいで長いものは200㎞以上ありそうです。2016年6月14日20時34分16秒から15秒間の動画を同様に処理.した。

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