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2013年9月23日月曜日

淡墨桜の里の星空

 以前の根尾村は今は岐阜県本巣市根尾です。樹齢1500年の淡墨桜(うすずみざくら)の里として有名であるほか、先ごろは東日本大震災でマグニチュード9.0という途方もない規模の地震が起きましたが、100年ほど前にここを震源として起こった根尾地震はマグニチュード8.0という大規模な地震でした。今でも大きな断層が地表に現れていて、それと知るとびっくりするくらいの段差です。その近くに根尾谷地震観測館という博物館があり、地下の断層を実際に見ることができます。
 根尾は名古屋や岐阜など光害のもとになる都市とは山で隔てられていることから、星空の美しさを大いに期待していたところです。そこで今日は星見に行ってきました。淡墨桜公園のような施設ができていて、ホテルや温泉のある観光地としての整備が進んでいるようですが、夜になると静寂が支配し、星空は期待通りでした。
 残念ながら雲が多く、十分に堪能することはできませんでしたが、1枚だけ、以下の白鳥座の写真を撮影できました。ISO6400で30秒露出しても背景は黒いままでした。家からは車で1時間くらいですので、アイソン彗星など見に出かけたいと思います。


 
  ソニーα55一眼レフ、55 mm F5.6、ISO6400、30秒露出、ナノトラッカーで追尾。にじみフィルター使用。4枚コンポジット以外、画像処理なし。中央の星が白鳥座のデネブ。
 


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